Girl's? collection 1
シュンタside
「いいの?」
「何が?」
俺とミヨは2人、そばのベンチに座った。別に付き合ってるわけではなく、普通に友達だ。
「だってあのマリって子、明らかにナオキ目的じゃん。」
そう、今俺たちはナオキたちとは離れている。2人っきりにしてある。
「バレバレだっての。どうせ俺は引き立て役なの。」
「うーん・・・否定はしない。」
「ひでっ。」
「でも、それでもナオキ君と一緒にいるんだね。」
苦笑する。
「だって、あいつ面白いだろ?」
さて、あいつは今ごろどうしてるかな。