Girl's? collection 1



「本当に、チョウはハルカのことが好きなんだね。」


オレは褒め言葉として言ったんだけど、チョウはこちらをキッと睨んだ。


「知ったような口聞かないでくださいまし。わたくしたちの仲は永遠ですのよ。
そ・れ・に!ハルカ様の名前を呼び捨てなんて100億光年早いですわ。」


それを聞いていたハルカがチョウの方を振り返る。そして、その顔を下から覗きこむようにしてチョウを見つめた。
いわゆる上目遣いってやつ。


「・・・別にチョウも私のこと呼び捨てでいいんだよ。私もその方がいいな。」


最後にニコッと笑うハルカ。


「ハルカ様・・・///」


かあぁっとチョウの顔が赤くなる。
そして・・・


「可愛いすぎますわぁ~~~~!(スリスリ)」


ハルカに抱き付き、彼女の頭をスリスリし始めた。


「えっ、ええぇ??」




オレらはただ冷めた目線を送るだけだった。


「うわー・・・。」
「・・・・・やってらんない。」
「女同士の禁断の恋か・・・・・・うん、いける!!」


訂正。サヨ意外は。



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