《短》エイプリールフールに桜の木の下で


「………美帆が……好き。」

「き…恭…「なーんてっ!」…へ?」

「俺、上手かったでしょ?」

「え?今の………嘘?」


肯定的な笑顔を浮かべる恭太が、涙でどんどん歪んでいった。

バレないように下を向いたら、涙がこぼれてしまった。


「でもすっごいドキドキしたよ!この調子で本番頑張ってよ!!」

「え?」


……………本…番……?


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