《短》エイプリールフールに桜の木の下で


…………………………………。


「藤沢さん?大丈夫?腰が抜けてるよ?膝が伸びてないよ?」

「き…き…きき…?」

「口パクパクしてるよ?喋れてないよ?猿みたいになってるよ?本当に大丈夫?」

「恭太…私もね、さっきの告白、本番。」

「えっ!?」


顔をあげると、心底驚いた顔の恭太が居た。

もう…本当に鈍感なんだから。


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