金持ち女VS貧乏男
『そうだ!ボーリング大会の連絡してねぇや!』
俺はバイトの帰り道を歩きながら直美に電話してみた。
トゥルルルルルルル♪
《はい》
『あ、俺、江口』
《知ってるよ、携帯に江口って出たから》
『………パクッたな。
あのさぁ、ボーリング大会やらね?』
《大会?》
『そう大会。直美の所の従業員とかみんなでさ』
お!さりげない!
下心の微塵も無い言い方だ!
《従業員?みんな休みの日は忙しいみたいだからね。一応聞いてみるけどさ》
『忙しいみたい?休みの日が?』
《うん。3人いるけど、2人は彼氏と遊んでるし、もう1人は子持ちだしねぇ》
『……………………』
《もしもし?》
『彼氏………子持ち…………ブツブツ………………………ブツブツ…』
《どしたの?お経なんか唱えて》
俺はバイトの帰り道を歩きながら直美に電話してみた。
トゥルルルルルルル♪
《はい》
『あ、俺、江口』
《知ってるよ、携帯に江口って出たから》
『………パクッたな。
あのさぁ、ボーリング大会やらね?』
《大会?》
『そう大会。直美の所の従業員とかみんなでさ』
お!さりげない!
下心の微塵も無い言い方だ!
《従業員?みんな休みの日は忙しいみたいだからね。一応聞いてみるけどさ》
『忙しいみたい?休みの日が?』
《うん。3人いるけど、2人は彼氏と遊んでるし、もう1人は子持ちだしねぇ》
『……………………』
《もしもし?》
『彼氏………子持ち…………ブツブツ………………………ブツブツ…』
《どしたの?お経なんか唱えて》