金持ち女VS貧乏男
『そ、それは良かったなぁ仁志…』


俺の心は貧困とバレンタインのせいで、もうボロボロだった…


『お兄ちゃん?どしたの?』


『仁志…俺帰るな…』

止めるな!仁志!


『したらまたおいでよ』


…………。
『わかった。また連絡するわ』




自宅。


俺は4週間前、直美の実家から貰ったお節を食べていた。


ん…ちょっと酸っぱいなぁ。。

食べているのは煮物。


直美の所の店員さんもダメだし、出会い系も返事来ないし…
俺は、いつまで1人者なんだろ…


えぇい!バレンタインまであと2週間もあるじゃないか!


まだ諦めるには早い!



そう心に誓い出会い系サイトを開いた。。



俺は27歳のイケメン――――――
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