金持ち女VS貧乏男
仕方ねぇな。

俺は直美を抱えて、寝室まで連れていき、ベッドの上にほうり投げた。


『ん~~。スー。スー』


リビングへ戻り、直美が散々ちらかした、部屋を見回し、ため息を1つして、かたずけ始めた。


――――30分後。


俺は直美の部屋の鍵を探しだし、一応、置き手紙をして直美の部屋を出てポストから玄関へ鍵を落とし、やっと帰る事ができた。


自分のマイスイートに帰って来て、直美の部屋との差に唖然………。



俺は直美の所の冷蔵庫から拝借してきた、ソーセージを食べていた。



しっかし、ひでぇな。


あれじゃぁ男も居ないわな。


酒さえ飲まなきゃ……。


ダメだ。あいつは性格が悪そうだ。



顔がカワイイだけじゃな……いや、顔は大事か。
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