金持ち女VS貧乏男

第十三 告白

翌週の休みの日、俺は仁志の奢りでパチスロに行った。

『いや~2人並んで出るなんて、まれだね!』

俺と仁志は2人して、かなり勝ってた。

『仁志、今日、飯でも食いに行かない?』


『いいよ。』



てな訳で夜、居酒屋へ。
俺がたま~に行く居酒屋へ向かって歩いていると

『お兄ちゃん、あれ直美さんじゃない?』


『ん?お。直美だ…』


誰だ?一緒に居るヤツ…
イケメンだな…。
俺には負けるけどな。


『男と一緒だね、お兄ちゃん…。』


『……関係ないよ仁志。ただの友達だし。。』

そうだ。関係ないさ。


俺は毒味役で料理を作ってもらってるだけの男。

『お兄ちゃんには、もっといい人、見つかるよ』

『だな!俺も、もっと若い、性格のカワイイ女がいいし』


…くそ。誰だ。あの野郎。
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