金持ち女VS貧乏男

第十四章 サプライズ

新吾と付き合い始めて約3週間、最初の1週間くらいは毎日のように私の部屋に来ていたが、最近、来ない……。


まぁ、私がコンビニへは行ってるので、顔だけは合わせているのだが。



牛乳をレジへ置き、彼に話しかける。


『ねぇ、今日バイト終わったら来る?』



『そうだなぁ。。今日はやめとくよ。明日行く』

昨日もそんな事言ってなかったか?

あんたは、ホント捕った獲物にエサをやらないタイプだな!


捕まえたら、それで終わりかよ!

『そっか。じゃぁ明日待ってる。これ、置いてくね』


私は彼にカボチャを渡し、ちょっと切ない思いで帰宅した。。


『さすがに飽きたかな…カボチャばっかじゃ』


実は私に飽きてたりして…………。



明日も多分来ないな…。
< 210 / 260 >

この作品をシェア

pagetop