金持ち女VS貧乏男

最終章 宝物

明日は…付き合って3ヵ月目の記念日。

あいつはと言えば…。


『直美~。俺、ちょっと仁志の所に遊びに行ってくるな。新しいゲーム買ったらしいんだ』


『………わかった。。。あんまり遅くまで居るんじゃないよ。迷惑かかるから』

全く…。

ケータイ小説よりゲームかよ!

はぁ…。。


彼が出かけてから私は、ケータイ小説の最終章をノートに走り書きしてた。。。




――――夜11時、彼が帰ってきた。


『さぁ!小説の続きでもやるか!』


『うん。私、大分書いたよ。』


そして2人とも無口になり、もくもくと小説を進めて行った。。


――――夜中の2時になり、さすがに眠い。


『新吾、もう寝よ?』


『俺、もうちょっと書いて寝るよ。先に寝な』


『そう。。。わかった。おやすみ…』
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