金持ち女VS貧乏男
彼の事を色んな風に言う人がいる。

悪く言う人も居れば、仲間もたくさん居る。

私は、もちろん最大の理解者のつもり。

彼の過去の話しはホントの事だ。

でも私は気にしない。
新吾は新吾だから。知り合った時と今と何にも変わらない。

彼の笑うとキモい笑顔は…のちに聞いた事だが、7年前の事件の時に、殴られて、歯が唇にささり、今では、引きつって口元が片方だけ上がらない…
私が小説にキモい笑顔と書こうと言った時も、笑顔で、いいね~と笑い飛ばしてくれた。

こんな私を、思いっきり愛してくれてる。

私も負けない気持ちで応えるつもり。

貧乏だって気にしない。
お金は大事だけど、もっと大事な事を新吾が教えてくれた。


お金が無くたって楽しい記念日がすごせる。


お金が無くたって楽しい毎日が過ごせるって。
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