boy-friend
第一章
花束と手紙
誰にでも密かに持っている夢。
ずっと、これからも
その大きな夢を
追いかけて行けるように
いつか…叶えてみせる為に。
あたしだって隠れた夢を
心の隅に置いている。
他の女の子達も
きっと…一度は思った夢だろう。
「お前の夢は?」
聞かれた時に
スッと簡単に答えられるような
単純なモノじゃない。
しかも…
貴方の前じゃ、明かせない。