今さらなのよ!
「何か悪者にでも追われてるのか?」
「まだ追われてないと思う・・・。
でも、追われても仕方がないかもしれない。
私って地球人じゃないから!」
「えっ!!」
隆祐は夢を見ているのかと思い、自分の顔をつねってみた。
「いっ、痛い!・・・・・地球人じゃない?」
「そうみたいなの。っていうかどこの星のどこの国の人間なのかもわからない状態なの。
地球上では翻訳できない言葉のような文字列が書いた紙が置いてあったらしいの。
食堂やってるあのお父さんとお母さんが結婚記念日に結婚式をした神社にお参りに行って私を見つけたんですって。
中学を卒業した後でお母さんが話してくれた・・・。」
「そ、そうなんだ。」
「あれ、驚かないの?」
「なんで?正直に話してくれたんでしょう。
それにさ、おやじさんたちが見つけたそのときから、君はちゃんと地球人になってると思うよ。
特殊能力はあるにせよないにせよ、家族として不自由でもなさそうだし、親子、兄弟間でいじめられていたわけでもなかったんだよね。
こうやって事情を俺なんかに話してくれて、ちょっと不安そうにしている君はかすみちゃんだろ?」
「あ・・・・・うう・・。」
涙ぐんだかすみの頭を軽くポンポンと隆祐はたたいて手を振った。
「ごめ~~ん、まだ仕事が残っててさ。会社もどるわ。
時間あるときにまた相談にのってやるからな~。
かすみは元気が似合うぞ。じゃあな。」
「まだ追われてないと思う・・・。
でも、追われても仕方がないかもしれない。
私って地球人じゃないから!」
「えっ!!」
隆祐は夢を見ているのかと思い、自分の顔をつねってみた。
「いっ、痛い!・・・・・地球人じゃない?」
「そうみたいなの。っていうかどこの星のどこの国の人間なのかもわからない状態なの。
地球上では翻訳できない言葉のような文字列が書いた紙が置いてあったらしいの。
食堂やってるあのお父さんとお母さんが結婚記念日に結婚式をした神社にお参りに行って私を見つけたんですって。
中学を卒業した後でお母さんが話してくれた・・・。」
「そ、そうなんだ。」
「あれ、驚かないの?」
「なんで?正直に話してくれたんでしょう。
それにさ、おやじさんたちが見つけたそのときから、君はちゃんと地球人になってると思うよ。
特殊能力はあるにせよないにせよ、家族として不自由でもなさそうだし、親子、兄弟間でいじめられていたわけでもなかったんだよね。
こうやって事情を俺なんかに話してくれて、ちょっと不安そうにしている君はかすみちゃんだろ?」
「あ・・・・・うう・・。」
涙ぐんだかすみの頭を軽くポンポンと隆祐はたたいて手を振った。
「ごめ~~ん、まだ仕事が残っててさ。会社もどるわ。
時間あるときにまた相談にのってやるからな~。
かすみは元気が似合うぞ。じゃあな。」