今さらなのよ!
隆祐は冗談まじりに
(俺の方が気楽にモノが言えて助かるだろう。)
(うん・・・。何でも話せ・・・)
(やだね~~~。こうやって話すのは終わり。
その方がいいと思うから。
これからは食堂の客だから・・・。
それだけ言っておこうと思って。)
(一方的なのね。私はまだ高校生なのに・・・決めつけられちゃうんだ。)
(決めつけと言われても仕方がないけど、俺が兄貴の立場だったらこういうことされてるのは嫌だから。
おかしいかな。)
(ううん・・・。わかった。最後でいい。
もう返事ないものだと思ってたから、うれしかった。
お店には食べに来てね。じゃ・・・)
「かすみちゃん。俺は目覚めてしまったからかかわらない方がいいんだよ。
そう・・・俺は近いうちに、戦わなくちゃいけないみたいだから。
生きていられる保証がない・・・。
いや、それじゃダメだ。負けるわけにはいかない。」