ヒ-ロ-なんていらない
「あ~もう少しだったのに。」
「何の話よ。」
「穂香ちゃんが高校生になったところでごっそりと全部戴こうと思っていたん
だ。それを夢見てずっと耐えてきたんだ。」
心底残念そうな宝君に、
「ごっそりって///なんかコソ泥みたいな言い方。」
真赤な顔して文句を言う。
宝君はあははと笑ってあたしの背中をバンバンたたいた。
「でも、俺その時まで日本にはいられそうにないんだ。」
「いつまでいられるの?」
「2月。授業時数ギリギリまでやってイギリスへ行くんだ。」
時々見せる寂しそうで、優しそうな表情はこれが原因だったんだね。
「そっかあ、それは残念だったなあ。」
ごっそり戴いちゃって欲しかったあ、、、
「何の話よ。」
「穂香ちゃんが高校生になったところでごっそりと全部戴こうと思っていたん
だ。それを夢見てずっと耐えてきたんだ。」
心底残念そうな宝君に、
「ごっそりって///なんかコソ泥みたいな言い方。」
真赤な顔して文句を言う。
宝君はあははと笑ってあたしの背中をバンバンたたいた。
「でも、俺その時まで日本にはいられそうにないんだ。」
「いつまでいられるの?」
「2月。授業時数ギリギリまでやってイギリスへ行くんだ。」
時々見せる寂しそうで、優しそうな表情はこれが原因だったんだね。
「そっかあ、それは残念だったなあ。」
ごっそり戴いちゃって欲しかったあ、、、