ヒ-ロ-なんていらない
ああ、でも緊張で、、、

ごくんっ

「あ、、飲んじゃった。」

ブハッ

「穂香ちゃんおかしすぎ~」

あたしって~


「笑うな~!!覚悟しなさいよ。」


そう言ってあたしは宝君の口に唇を重ねた。



宝君はそのままあたしの後頭部を押さえてぐっと深く口づけた。



唇を離した瞬間に重ね直されて口内まで探るように侵入されて



にげ回るあたしの舌に絡みついてきた。



あたしの頭は真っ白になって、宝君を受け容れていた。




実質上の初めてのキスはハードなディープキスだった。












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