ヒ-ロ-なんていらない
彼の名前は 唐澤健一 生徒会副会長で2年生だった。
彼の友人であり、生徒会会計の 深川宝 も2年生だ。
あれから気になって目で追っていると、いつも女子に囲まれ笑顔を見せていた。
でもなんていうか営業スマイル?
唐澤王子と呼ばれみんなの注目を集めていた。
隣に居る深沢さんは殆ど笑っているところを見せない。
3人で笑ったあの瞬間は、夢だったのかと想わせる。
あれから、あたしの頭の中は王子で一杯。
あの時のあの瞬間の笑顔が胸に焼き付いて離れない。
春宮結日16歳にして初めてひとに興味を持った。
この想いが恋だとは未だ気づけない春だった。
彼の友人であり、生徒会会計の 深川宝 も2年生だ。
あれから気になって目で追っていると、いつも女子に囲まれ笑顔を見せていた。
でもなんていうか営業スマイル?
唐澤王子と呼ばれみんなの注目を集めていた。
隣に居る深沢さんは殆ど笑っているところを見せない。
3人で笑ったあの瞬間は、夢だったのかと想わせる。
あれから、あたしの頭の中は王子で一杯。
あの時のあの瞬間の笑顔が胸に焼き付いて離れない。
春宮結日16歳にして初めてひとに興味を持った。
この想いが恋だとは未だ気づけない春だった。