ヒ-ロ-なんていらない
「大丈夫ですか?お兄ちゃ~ん気が付いたみたい?」


「おー。大丈夫かい結姫ちゃん。」


王子があたしの名前を呼ぶ。


「は、なんであたし。」

気がつくと公園のベンチに横たわっておでこにハンカチが当ててあって。


「おおきなコブできちゃってますよ。」


「は、あっいった~い。」


「大丈夫か?」

王子の端正な顔があたしの近づいて


ち、近い!!/////

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