ヒ-ロ-なんていらない
「やめて。」
と声を出したのに声にならない、
布団をはがされパジャマの上から胸を触られた。
「やだやだ。」
と泣いたら。
睨まれ、腕を掴まれた。
強い力で抑えつけられ
紬君の真赤な顔があんまりにも真剣で
怖くて怖くて涙だけが零れ落ちた。
もう一度唇が触れようとした瞬間
紬君が引き剥がされ
「やめろ!!」と凄む声がして、
紬君は慌てて部屋を飛び出していった。
泣きじゃくるあたしを抱きしめて
「もう大丈夫だから。怖かったね。」
と言ってくれたのが
宝君だった。
と声を出したのに声にならない、
布団をはがされパジャマの上から胸を触られた。
「やだやだ。」
と泣いたら。
睨まれ、腕を掴まれた。
強い力で抑えつけられ
紬君の真赤な顔があんまりにも真剣で
怖くて怖くて涙だけが零れ落ちた。
もう一度唇が触れようとした瞬間
紬君が引き剥がされ
「やめろ!!」と凄む声がして、
紬君は慌てて部屋を飛び出していった。
泣きじゃくるあたしを抱きしめて
「もう大丈夫だから。怖かったね。」
と言ってくれたのが
宝君だった。