幸せな人生
事情聴取などを終え、2年6か月ぶりに町に出た。
変わり果てた町をみてびっくりした。
思い出したくもない言葉が頭から離れない、あいつが捕まる少し前に言ったあの言葉。
「言わなかったけどおまえとヤるの最高だった。あの声といいお前の体といいヤるのはちょうどいい道具だ。また鳴かせてやるよ。」
「うぅ思い出すだけではきそう」
「大丈夫?」
うわっ男の人・・・どうしよう・・・またあいつみたいなことされるんじゃないか・・・
「どうしたの?話聞こうか?」
「・・・・・だれ・・・・」
「あっごめんごめん俺秋吉恭祐っていうんだ。あなたは?」
「・・・・・坂下美空・・・・・」
「美空ちゃんか、でどうしたの?」