キスなんてさせない(短編)
「何か陽菜やけに素直だけど、熱でもあるんじゃない?」
カチン
あたしが素直だと熱でもあると思うの?
それって失礼じゃない。
あたしだってこれでも頑張って言ったのに……。
「熱なんてないよ」
あたしは、すねた。
「あれ? もしかして陽菜、怒ってる?」
「……」
あたしは、無言になると怒ってるって意味。
「ごめん。俺が悪かった」
「別にいいよ。確かにあたしも素直じゃないし……」
「でも、陽菜。前とだいぶ変ったよ」
「そうかな?」
「そうだよ」
「そう言ってくれてありがとう」
あたしは、笑顔で言った。
「じゃあ、帰ろうか」
「うん」
あたしは、健太に送ってもらった。
あっと言う間に家に着いた。
「健太、今日はありがとう。楽しかったよ」
「俺も楽しかった。じゃあ、またな」
「うん、バイバイ」
健太は、帰って行った。
あたしは、家に入った。
あれ? お母さんがいない。
どっか行ったのかな?
あたしは、冷蔵庫に行ってジュースを取ろうとした。
えっ……お母さん。
お母さんは、冷蔵庫の前で血まみれで倒れていた。
カチン
あたしが素直だと熱でもあると思うの?
それって失礼じゃない。
あたしだってこれでも頑張って言ったのに……。
「熱なんてないよ」
あたしは、すねた。
「あれ? もしかして陽菜、怒ってる?」
「……」
あたしは、無言になると怒ってるって意味。
「ごめん。俺が悪かった」
「別にいいよ。確かにあたしも素直じゃないし……」
「でも、陽菜。前とだいぶ変ったよ」
「そうかな?」
「そうだよ」
「そう言ってくれてありがとう」
あたしは、笑顔で言った。
「じゃあ、帰ろうか」
「うん」
あたしは、健太に送ってもらった。
あっと言う間に家に着いた。
「健太、今日はありがとう。楽しかったよ」
「俺も楽しかった。じゃあ、またな」
「うん、バイバイ」
健太は、帰って行った。
あたしは、家に入った。
あれ? お母さんがいない。
どっか行ったのかな?
あたしは、冷蔵庫に行ってジュースを取ろうとした。
えっ……お母さん。
お母さんは、冷蔵庫の前で血まみれで倒れていた。