大好きだよ??
図書室で本を読んでいたら

ガラガラガラ

「木下君??」

クラスで(というか学年)トップの木下涼(キノシタリョウ)君だった

「あっ・・・どうも」

そういって難しそうな本をとって私に一番はなれた席に座った
図書室には私と木下君だけで
とても静かなときがながれた

すると私は本で手をきった

「イタッ!!」

「???」

木下君が近づいてきた

「手・・・切ったの?」

血がぽたぽた落ちる

「ハイ」

目をあわさず木下君はばんそうこうをくれた

「えっ??ありがと・・・」

木下君はクラスでは静かなんだ
顔もカッコイイしもてる
でも無愛想(いっちゃわるいけどね・・・)なんだ

でも優しい一面がみれてなんか嬉しい

「これ位どうってことない」

そういってもとの位置に戻っていった

あっという間に3時間が過ぎた

教室に戻らなくちゃっと思ったとき
悠君が図書室に入ってきた

ガラガラガラ

「ハァハァ・・・・やっと見つけた」
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