大好きだよ？？

～公園～

私達はベンチに座った

でも私達の間にはコブシひとつ分位の間があった

何もしゃべらなくて不安しかなかったんだ
でも私は口を開いた

「悠君・・・
私は悠君が好き」

それだけを私は伝えた
他に言葉という言葉が見つからなかった
ただ素直な気持ちを伝えたかった
やっと信じれる人ができたのに・・・・

「俺は・・・
愛海が好きだよ
でも愛海モテルから俺じゃもったいないと思うし
他の奴の方が・・・

「私はもう失いたくないの・・・
私が好きなのは悠君だけなの！！！！」

言葉をさえぎって私は言った

いつのまにか泣き崩れている自分がいた

「本当に俺でいいのか・・・？」

「悠君じゃなきゃダメなの！！」

私は言い切った
だってもう失いたくないんだ
大切な人を

「俺も愛海が好きだ！！」

そういって抱きついてくる悠君
顔がとても赤くて
静かな時間がながれた

「悠君・・・・愛してる」

「俺も愛海・・・愛してる」

そういってキスをした

優しいキス

心地よいキス

もう私はこの人しかイナイよ

もう失わない