余命宣告された日
「…なんか、あった?」
『あのな…』
俺は医師に言われたことを
美羽に話した。
『…お前は、最初で最後の俺の女だ』
「どういう事?」
…分かってるくせに。
美羽、声が震えてる。
『別れよう』
―別れよう―
俺は、お前を幸せにできないから。
『あのな…』
俺は医師に言われたことを
美羽に話した。
『…お前は、最初で最後の俺の女だ』
「どういう事?」
…分かってるくせに。
美羽、声が震えてる。
『別れよう』
―別れよう―
俺は、お前を幸せにできないから。