余命宣告された日
~廉がいない日々~

廉の存在

―『愛してる』―

そう言って、廉は静かに目を閉じた。

私は、泣いた。

「廉っ…逝かないで…逝かないでっ…」

私はまだ、廉が戻ってくるって思ってた。

だって、私が泣いていたらいつも…



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