彼氏は吸血鬼?!




すると女は、



「へっ?」


と、気の抜けた返事をした。


そしてしばらく考え込んでるみたいだ。


でもあまりにも遅い…



「おい、聞いてるか?」


「はい!聞いてるであります!!」


「ぷっ…」



こいつ、動揺しすぎだし。


俺はつい、この女の返事がおかしくて笑ってしまった。


すると女は、青ざめた顔をした。


たぶん、自分が可笑しな返事をしたからだろう。


俺は、そんな女に自己紹介をした。



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