〇○。.恋に理由はいりません.。○〇
.プロローグ
「よし、リト。今日はボールやろー」

「はぁ?!今日は縄跳びって先々週言ったろ!」

「そ、そんなん知らんもんっ」


隣に越してきたのは、九州出身のかわいい女の子。


「お前が2重飛び勝負しよっていったんだろ~」

「しょうがない・・・縄跳びでもいいばい」

「ふふんっ。俺に勝てると思ってんのか?」

「思ってるとよ!」


ふわふわしてて、可愛い見た目とは裏腹に、


負けず嫌いで、頑固で、でも優しい心をもっていて。


「やったぁ!勝った~♪」

「・・・・・・。」

「ん?どうした?なんか言ってみろよ」

「か、勝ってへん!今の反則やろっ」

「はぁ?どう見たって俺の・・・・」

「うっさい!もういっかいじゃ!」


そのやり取りは夕方6時まで続いて、こっぴどく叱られたっけ。
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