好きの一言
気持ち
ヴーヴー
背中で鳴ってるバイブに起こされた。
急に画面を見たから目が開かない。
でも一気に瞼があく
ヴー
―着信1件―
ピッ
―あいつ―
‥‥!?
かけなおすか迷ったが
かけなおした。
プルルルル
「はい」
「あっもしもし‥」
「なに」
「なにって‥電話‥」
「んあ~‥‥気にすんな!じゃね」
「えっあのっ」
プチッ プーップー
「‥‥‥‥気になる」
時計を見るともう6時
「あと少し寝れるけど起きちゃお…」
私はお弁当を作ったり
ニュースをみたりして時間をつぶした。
ヴーヴー
「!!!」
携帯を素早くとって開く。
―千恵―
「‥なんだ」
自分の言った言葉には気づかなかった。
メールを開くと、
【おはよー】
今日の放課後部活体験だよ♪
梨恵は何の部活行く?
―END―
「部活‥かぁ、あいつ何部なんだろ‥って何言ってんだろうち‥でも気になるなぁ」
「‥‥そろそろいこ」
かかとがつぶれたローファーを履いて重い身体を起こして家を出た。