マジ青い空
「んむっ・・・!?」

「んぅうっ・・・・・!!」



ぎゅっと。
抱いて、離さない。

ジンも、そんな私をぎゅっと抱き返してくれる。


「好き・・・、すきぃ・・・! ジン、大好きなのぉ・・・・!!!」

「マヤ・・・・・・マヤッ・・・・!!」



休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴っても、私たちは抱き合ったまま、ただお互いだけを見つめ続けていた。
ちなみに。
初めてのキスの味は、自分の涙のせいでちょっとだけしょっぱかった。


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