雫。
『え~っと…あたしは何組だろ。』
学校について、クラスを確認する。
『1組はなし…、2組も…なし。あっ!あたし3組だ。』
それと同時に…
「また3組かよ。俺、中学の時、ずっと3組だったんに…いいかげんあきたわ」
ふとその声の持ち主を見ると…、
あっ!今朝の電車一緒だった人だ!!
てゆか、タメなうえにクラス一緒だったの?
同い年に見えない…。
すると、「あ…。ねぇ今日電車乗って学校きた?」
『え…、あ、はい!』
「ふ…、何で敬語なんだよ。俺、桐嶋絵堵(キリシマカイト)。俺も電車通学してるんだ。って、目あってたから知ってるか、これからよろしくな!」
…………―。
あまりのかっこよさと、笑顔にくぎづけになり、つい見とれてしまっていた。
『よ、よろしくお願いしますっ。』
「絵堵ーっ!!おいてくぞー。」
「おー、今行く。じゃごめんな。また後で!」
無言で手を振ることしかできなかったが、あの男子、いや絵堵くんと一緒なクラスだと分かり、少し安心することができた。
学校について、クラスを確認する。
『1組はなし…、2組も…なし。あっ!あたし3組だ。』
それと同時に…
「また3組かよ。俺、中学の時、ずっと3組だったんに…いいかげんあきたわ」
ふとその声の持ち主を見ると…、
あっ!今朝の電車一緒だった人だ!!
てゆか、タメなうえにクラス一緒だったの?
同い年に見えない…。
すると、「あ…。ねぇ今日電車乗って学校きた?」
『え…、あ、はい!』
「ふ…、何で敬語なんだよ。俺、桐嶋絵堵(キリシマカイト)。俺も電車通学してるんだ。って、目あってたから知ってるか、これからよろしくな!」
…………―。
あまりのかっこよさと、笑顔にくぎづけになり、つい見とれてしまっていた。
『よ、よろしくお願いしますっ。』
「絵堵ーっ!!おいてくぞー。」
「おー、今行く。じゃごめんな。また後で!」
無言で手を振ることしかできなかったが、あの男子、いや絵堵くんと一緒なクラスだと分かり、少し安心することができた。