レンタル彼氏 Ⅰ【完結】
カラオケまで歩こうと、私が自転車を押してると急に和が
「あっ、忘れ物!ごめん、先歩いてて」
思い出したかのように言った。
頷いてから、私と順二は並んで歩いていた。
自転車を引いていた私から、順二がさりげなく自転車を持つ。
「俺、持つからお前こっち」
「順二、優しーじゃん」
「ばっか、俺はいっつも優しいの」
「ふうん?」
そう言いながら、私を車道側から歩道側に移動させてくれてて。
順二、今日はなんかやけに優しいなあってまたまた呑気に考えていて。
それをまさか伊織に見られてたなんて思ってもなくって。
私は笑顔で順二と会話を弾ませてたんだ。
「あっ、忘れ物!ごめん、先歩いてて」
思い出したかのように言った。
頷いてから、私と順二は並んで歩いていた。
自転車を引いていた私から、順二がさりげなく自転車を持つ。
「俺、持つからお前こっち」
「順二、優しーじゃん」
「ばっか、俺はいっつも優しいの」
「ふうん?」
そう言いながら、私を車道側から歩道側に移動させてくれてて。
順二、今日はなんかやけに優しいなあってまたまた呑気に考えていて。
それをまさか伊織に見られてたなんて思ってもなくって。
私は笑顔で順二と会話を弾ませてたんだ。