レンタル彼氏 Ⅰ【完結】
契約破棄
翌日の私もまあ酷かった。
「い、泉」
「………………」
どす黒いオーラをぷんぷん放つ私に、和も少したじろぎ気味だ。
「き、昨日外食どこ行ったの?!」
明るいテンションで聞いてきた和。
和が何か明るい話題を出そうと気を遣ってくれたのは凄くわかる。
だけどね。
今の私には禁句だ。
「……………ふふ」
「い、い、泉っ?」
「和、保健室で寝るよ…具合悪い」
「大丈夫っ?泉、顔色悪すぎだし…」
「へーき、少し寝たらよくなる。先生に言っといて」
「あ、それは任せて」
なるべく笑顔を造りながら私は教室を出て保健室へと向かった。
あれから。
やっぱり何も連絡がなかった。
「い、泉」
「………………」
どす黒いオーラをぷんぷん放つ私に、和も少したじろぎ気味だ。
「き、昨日外食どこ行ったの?!」
明るいテンションで聞いてきた和。
和が何か明るい話題を出そうと気を遣ってくれたのは凄くわかる。
だけどね。
今の私には禁句だ。
「……………ふふ」
「い、い、泉っ?」
「和、保健室で寝るよ…具合悪い」
「大丈夫っ?泉、顔色悪すぎだし…」
「へーき、少し寝たらよくなる。先生に言っといて」
「あ、それは任せて」
なるべく笑顔を造りながら私は教室を出て保健室へと向かった。
あれから。
やっぱり何も連絡がなかった。