黄緑絵の具
指を少しずつ奥へと進ませれば、スグリの息は荒くなり涙目になる。
『痛い? つらくない?』
女の子の初めては痛いと聞いたことがある。
もし痛みがあるのなら一度止めるべきだろうか。
指を抜こうとしたら、腕を掴まれた。
『やぁ……っん、もっと……やめないでっ』
上目遣いで見つめられ、余計にドキドキした。
中指に人指し指も加えて優しく動かす。
その動きに合わせ、僕の下腹部へとスグリの手が触れる。
スグリは切なげに声を上げながら、僕のモノを擦り上げる。
『あぁっ……』
ヤバイくらいに気持ちがいい。
一人でするよりも強い快感が僕を襲う。
堪えようとして、スグリを刺激する指の動きを早めてしまった。
『ぁんっ、あ!だめぇ、……ああぁ!!』
身体に力が入り、僕の指をキュッと締めつける。
絶頂に達したその様子があまりにも可愛くて。
『もう我慢できない。
…いい?』
スグリは潤んだ目で微笑み、答えてくれる。
僕に寄りかかるスグリを抱き上げ、タオルで包み込んだ。