°*†13人の執事†*°【新撰組・歴史上人物の子孫達!?】~№1 出会い編~
…何?
もしかして顔に何かついてる!?
…ついてたらどうしよ~!! 恥ずかしいっ///
私は顔を誰にも見られないように手で覆い、早足でお風呂場へ向かってる最中、誰かにぶつかった。
「…! いたっ…。 あ……ごめんなさっ…」
顔を上げると、またまた知らない男が立っていた。
メガネで…、本物の二次元からきた真面目そうなメガネの人。
黒の…メガネ??
いや、よく見るとダテメじゃ…
そのメガネが光を浴びて反射するせいで、目が見えない。
色白で、本を持っている……。
まさか…この人も…執事?
この人が…!?
「…退いてはくれないだろうか、通行の邪魔になる。」
メガネ(?)を掛け直した。
その仕草がなんとも…尚兄に似ている。
雰囲気は全然違うけど。
「…あのっ、ごめんなさいっ! 失礼しました!」
とりあえず謝ってあの場を去りたかったので、謝り、駆けた。
タッタッター…
お風呂場のドアを開けて中に入り、鍵を閉める。
大きな鏡と洗面所、洗濯カゴが並んだ脱衣場。
鏡を覗き込み、顔に何か付いていないか確認する。