°*†13人の執事†*°【新撰組・歴史上人物の子孫達!?】~№1 出会い編~
「…オレ、そろそろ着替えたいんっすけど……いいっすか?」
ハッΣ(゜ロ゜;!?
「ごっ…!ごめ……!!」
そう謝りかけた時、
スルッ__…
(…ん? 嫌な雰囲気が流れてるんですけど……)
「……Σうおっ!? こりゃまたハプニングっすか!? ハハハ~」
笑いながら落ちたタオルを拾うこの男。
私はもう耐えきれずこの場を走って逃げた。
最後に聞こえたのは、
「思春期の女は覗きすると思ったら…逃げるのね♪」
と……ふざけた言葉が聞こえた。
走って自分の部屋に入る。
最近全然動いてないせいか…息が切れ、横腹が痛む。
(…運動…しなきゃ)
そう思った瞬間、
コンコン_
「…あ、あの……自己紹介…するんですけど…準備は……」
「! ああっ……うん! 今行くね!!」
ガチャ_
「! ……相変わらず美しい方だなぁ…////」(ボソッ)
(…私、また何か付いてるのかな?)
「あ…のね、私顔に何か付いてる?」
気になって思わず聞いてしまった!!
今から何でもない!! なんて言えない…。
「え? 何も付いてないですけど……どうかしましたか?」
よかった…(ホッ)
「ううん、何でもない。さっ行こっか」
改めて気合いを入れるけど…やっぱり不安…男ばっかりだし……。
さっきの男もきっと執事なのだろう。
会いたくないけど、会わないとー。