°*†13人の執事†*°【新撰組・歴史上人物の子孫達!?】~№1 出会い編~
「…ありがとう」
昔、誰かがミルクティーを薦めてくれて…美味しかった。それからミルクティー飲むと安心するんだよね。
ホッ……
って温かい気持ちになる。
ティーに心いっていた間皆は、
「早くしろよ~」とか
「誰からやんだよ」とか言葉が飛び散っていた。私は勇気を振り絞って………。
「…はい…私からで…」
と恐る恐る手を挙げたら……
「おぉ~!」とか
「最初は嫌だったから良かった~!」とか聞こえてきた。
「…ではどうぞ!」
執事さんの優しい
眼差しと拍手で勇気が出た。
「…えっと……、
(…ますば名前から…)
斎藤結魅です…。
お分かりの通り、
上にお兄ちゃん達が
います……。
……お兄ちゃん達が
いない間どうぞ宜しくお願いします…!」
しーん……。
(…こんな雰囲気一番やだ!!)
泣きそうなのをこらえ、座り俯くと……
隣の席の……
会ったことのない男に話かけられた。