°*†13人の執事†*°【新撰組・歴史上人物の子孫達!?】~№1 出会い編~
「…ぷはぁっ! はぁはぁ……。」
結構息我慢してたんだよ…
強気張ってたけどもう限界みたい…。
「…っていうか、あなた誰!?」
ずっと気になってたんだよ。こんな人うちで見たことないけど…。
うーん…?
まさか……泥棒とかじゃないよね!?
…ハハ、まさか…ね。
恐る恐る顔を見ると、目が合った。
綺麗な瞳に吸い込まれそうでそらしたけど…。
「…お前、もしかして……斎藤結魅?」
ほわっ!?
「…な…なななな……何で私の名を…っ!?」
ここで後退りをしたいところだけど後ろはドアだから下がれない。
………もしかして私は今ピンチなのでは?
「…へえ…お前が…」
顎に手を移動し、ニヤリと笑った。
「……。」
しーん…
ハッ(゜ロ゜)!?
そういえば時間!!
今何時だろ…?
ベッドの隣にある小さい机の上に目覚まし時計があり、目を凝らして時間を見ると……。