ネクロフィリア【加筆執筆中】
当日
翌朝。
俺は中々眠りにつけず、眠ってからも早くに目が覚めた。

まだ…約束の時間ぐらいまで四時間以上ある。


また寝ようと、体を横にするが眠れない。
どうしても、そわそわしてしまって、寝る事に集中できなかった。


これは。

死体と出会える興奮からなのか。
彼女がいなくなってしまうからなのか。

俺にはよくわからない。


ただ、考えても何も答えなど出てこなかった。
こうなったら解決しない事なんてわかっている。


「…ふぅ…」

俺は小さく息をつくと、ゆっくりと出かける準備を始めた。
今日で最後だ。

だからといって、洋服の種類があるわけでもなく。
俺はいつもと同じ様なTシャツにジーンズだ。


母親は外出しているのか、リビングにはいなかった。
珍しい。
夕飯の買い出しだろうか。


昨日の残りのおかずや、ご飯を温めて俺は一人で簡単な昼食を取る。


ご飯を食べ終えた俺は、冷蔵庫からいつも父親が飲んでいるビールを、一缶取るとビニール袋を出してそれに入れた。
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