ネクロフィリア【加筆執筆中】
「今から睡眠薬飲むね」
「……」
俺は何も言う事が出来ず、ただ首を縦に振る事しか出来ない。
藤井さんはカサカサと音を立てて、薬を袋から取り出す。
それを見ながら、俺は自分の持ってきたお酒をテーブルに出した。
そのお酒を見ると、藤井さんは一瞬目を見開いたけどすぐに微笑んだ。
そしてまた「ありがと」そう言った。
錠剤を何粒か手の平に出して、それをアルコールで一気に流す。
ビールだから、にがっなんて言いながら。
「そんなすぐ眠くならないよね」
「ん…どうだろ」
「お風呂、こっちだから行こう」
曖昧に笑う事しか出来ない俺の手を藤井さんは引っ張る。
もちろん、新品の剃刀も持って。
お風呂場に着くと、藤井さんは俺の手を離す。
新品の剃刀を取り、保護カバーを外すとごくりと生唾を飲み込む。
藤井さんは俺の顔を見上げると、今にも泣きそうな潤んだ瞳で言った。
「……」
俺は何も言う事が出来ず、ただ首を縦に振る事しか出来ない。
藤井さんはカサカサと音を立てて、薬を袋から取り出す。
それを見ながら、俺は自分の持ってきたお酒をテーブルに出した。
そのお酒を見ると、藤井さんは一瞬目を見開いたけどすぐに微笑んだ。
そしてまた「ありがと」そう言った。
錠剤を何粒か手の平に出して、それをアルコールで一気に流す。
ビールだから、にがっなんて言いながら。
「そんなすぐ眠くならないよね」
「ん…どうだろ」
「お風呂、こっちだから行こう」
曖昧に笑う事しか出来ない俺の手を藤井さんは引っ張る。
もちろん、新品の剃刀も持って。
お風呂場に着くと、藤井さんは俺の手を離す。
新品の剃刀を取り、保護カバーを外すとごくりと生唾を飲み込む。
藤井さんは俺の顔を見上げると、今にも泣きそうな潤んだ瞳で言った。