ネクロフィリア【加筆執筆中】
策略に相反する純粋な想い
その日。
俺は帰宅してからも上機嫌だった。
母親に、びっくりされるほどに。
毎日の日課となっている死体の画像を見る事もなく、俺は眠りにつく。
こんなこと、引きこもって以来だ。
翌朝はいつになく、気分のいい朝だった。
太陽が昇る前にすっきり目覚めたのも久しぶり。
「…何しよ」
ぎしっと軋むベッドの音を聞きながら、俺は起き上がった。
これまた、久しぶりにカーテンを開けてみる。
朝陽がこの部屋を射すことなんて、滅多にない。
たまに外を覗く時があっても、大体夕方近いから。
パソコンに向かうと、俺は電源をつけた。
そして、あるサイトに行く。
死体画像のサイト。
その画像を見る度、俺はうっとりとする。