ネクロフィリア【加筆執筆中】
二時間は歩いただろうか。
俺は少し、疲れて来ていた。



「…藤井さん、少し休まない?」


まだまだショッピングする気満々の彼女に、そう提案すると彼女は目をぱちくりとさせる。
そして、ごめんごめんと軽く謝ると、ファーストフードに入ろうかと言った。


俺もそれに頷き、二人で近くにあったファーストフードに入る事にした。


飲み物と、ポテトだけ買って俺が席につく。
藤井さんはサラダと飲み物。


片手に飲み物を持ちながら藤井さんは口を開く。



「…疲れたでしょ、ごめん。ショッピング楽しくって」

「はは、何も買わないのに楽しいの?」


俺もそれにポテトを摘まみながら答えた。


「まあ、買っても使う事ないし」

「ああ、それもそうか…」


だって、一週間後には死ぬんだから。
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