ネクロフィリア【加筆執筆中】
残り六日
翌日。
約束通り、俺は正午に駅前に来ていた。
母親にはこれから一週間ほど、ほぼ毎日出かけるから。
そう、告げて。
理由を尋ねられたけど、あやふやにして誤魔化しておいた。
流石に女の子と出かけるから。
とも、
死ぬ前に付き合ってるだけ。
だなんて言えない。
少しお小遣いをもらって、俺は出かけたんだ。
お小遣いをねだる事なんて、本当に久しぶりだから思ってた以上に貰って逆に困った。
まあ、でも母親の好意だと思って受け取っておく。
息子が外に出る事をこんなに喜んでくれるだなんて思ってなかったし。
生涯子供なんて出来ないと思うから、俺にはよくわからないことだけど。
女の人は母性とかあるけど、父性ってのは中々自覚できないモノみたいだし。
世間体を気にして、女の人と交際するならば俺は今引きこもってなんかいないだろうから。
「お待たせ!」
藤井さんは少し走りながら俺に近寄ってくる。
俺はその姿に目を見張った。
約束通り、俺は正午に駅前に来ていた。
母親にはこれから一週間ほど、ほぼ毎日出かけるから。
そう、告げて。
理由を尋ねられたけど、あやふやにして誤魔化しておいた。
流石に女の子と出かけるから。
とも、
死ぬ前に付き合ってるだけ。
だなんて言えない。
少しお小遣いをもらって、俺は出かけたんだ。
お小遣いをねだる事なんて、本当に久しぶりだから思ってた以上に貰って逆に困った。
まあ、でも母親の好意だと思って受け取っておく。
息子が外に出る事をこんなに喜んでくれるだなんて思ってなかったし。
生涯子供なんて出来ないと思うから、俺にはよくわからないことだけど。
女の人は母性とかあるけど、父性ってのは中々自覚できないモノみたいだし。
世間体を気にして、女の人と交際するならば俺は今引きこもってなんかいないだろうから。
「お待たせ!」
藤井さんは少し走りながら俺に近寄ってくる。
俺はその姿に目を見張った。