ネクロフィリア【加筆執筆中】
…だけど。
俺達は未成年だ。
お酒の事なんか、ぶっちゃけあまりわからない。
見た事ある名前の飲み物でいいか…。
「………カシスオレンジ」
「えっとー…私はファジーネーブル」
「かしこまりました」
そう言いながら、店員は復唱すると去って行った。
その後ろ姿を見てから、俺は藤井さんを見る。
俺の視線に気付いた藤井さんは、ちょこっと舌を出して笑って
「バレないもんだね」
そう言った。
「…本当に」
「不安だったけど、結構緩いのかな」
「調べられなかったのはバイトだからじゃない?」
「そうかあ。なんて運いいんだろうね」
まあ、俺に言わせてみれば。
今日の藤井さんを未成年に見えるかと聞かれたら、ちょっと考えてしまうだろう。
運がいいのも、もちろんあるのかもしれない。
だけど、それだけじゃないように思えた。
俺達は未成年だ。
お酒の事なんか、ぶっちゃけあまりわからない。
見た事ある名前の飲み物でいいか…。
「………カシスオレンジ」
「えっとー…私はファジーネーブル」
「かしこまりました」
そう言いながら、店員は復唱すると去って行った。
その後ろ姿を見てから、俺は藤井さんを見る。
俺の視線に気付いた藤井さんは、ちょこっと舌を出して笑って
「バレないもんだね」
そう言った。
「…本当に」
「不安だったけど、結構緩いのかな」
「調べられなかったのはバイトだからじゃない?」
「そうかあ。なんて運いいんだろうね」
まあ、俺に言わせてみれば。
今日の藤井さんを未成年に見えるかと聞かれたら、ちょっと考えてしまうだろう。
運がいいのも、もちろんあるのかもしれない。
だけど、それだけじゃないように思えた。