ネクロフィリア【加筆執筆中】
泣いたと、思ったら。
睨んで。
それで、約束して去って。


……本当に、理解出来ない。


ぎゅっと、また胸が苦しくなる。
痛い。痛い。
痛い……。

何だよ、これ。


何で、こんなに涙が目に焼き付いているんだ。


…藤井さんの涙を…
きっと、初めて見たからだ。

てか、それしか理由がない。


まだ、少しもつれる足で俺は帰路に向かう。
俺が帰宅したのは、両親がもう寝てからだった。
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