ネクロフィリア【加筆執筆中】
「あ、これ可愛い」
クレープ片手に、藤井さんは俺を引っ張るとアクセサリーの路面店に近付く。
おもちゃみたいなクリアの指輪を彼女はじっと見つめている。
「それ、欲しいの?」
「えっ?」
「いくら?」
俺の言葉にどぎまぎしている彼女は俺と、指輪を交互に見ている。
そんな彼女を気にせず、俺は指輪の値段を確認した。
500円。
やっすいな、これ。
心の中で呟くと、俺は藤井さんと手を離すとレジまで向かう。
後ろから、慌てた藤井さんが追いかけてくる。
「い、いいよ!欲しかったわけじゃないし」
そんな藤井さんの声を無視して、俺は会計をした。
もう、お金を支払ってしまったからか、彼女はバツが悪そうに俯く。
今度は俺が彼女の手を引っ張って、お店の外まで出る。
まだ、俯く彼女に俺は指輪を差し出した。
だけど、彼女は無言で首を振るだけ。
ふうっと俺は息をつく。
それから、袋から指輪を取りだして彼女の指を取った。
クレープ片手に、藤井さんは俺を引っ張るとアクセサリーの路面店に近付く。
おもちゃみたいなクリアの指輪を彼女はじっと見つめている。
「それ、欲しいの?」
「えっ?」
「いくら?」
俺の言葉にどぎまぎしている彼女は俺と、指輪を交互に見ている。
そんな彼女を気にせず、俺は指輪の値段を確認した。
500円。
やっすいな、これ。
心の中で呟くと、俺は藤井さんと手を離すとレジまで向かう。
後ろから、慌てた藤井さんが追いかけてくる。
「い、いいよ!欲しかったわけじゃないし」
そんな藤井さんの声を無視して、俺は会計をした。
もう、お金を支払ってしまったからか、彼女はバツが悪そうに俯く。
今度は俺が彼女の手を引っ張って、お店の外まで出る。
まだ、俯く彼女に俺は指輪を差し出した。
だけど、彼女は無言で首を振るだけ。
ふうっと俺は息をつく。
それから、袋から指輪を取りだして彼女の指を取った。