儚き願い





僕は確かに勝った。
でも本当にこれでよかったのだろうか?





村を壊したのは確かに
許されざる行為なのかもしれない。





しかし、だからと言って殺す必要は無かったはずなのに。





僕は悩んだ。
悩んで、
もがいて、
そして、全てを決意した。





過去を忘れてしまおうと・・・





そのとき僕は気づいていなかったんだ・・・





過去は忘れられても
消えたりはしないということを・・・







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