儚き願い


僕は過去から逃げた。



でも、僕を追いかけてくる消えない過去は、何処までも、何時までも、僕にぴったりとついて来た。




僕は過去という闇の中で必死に藻掻いた、悩んだ、苦しんだ。



答えなんてないのに・・・
何処にも答えなんてないのに。



僕は自分のやった事が、
“本当に正しかったのか?”
という答えのない疑問を…



いつも誰かに投げかけていた。
誰かに答えてほしくて、誰かにわかってほしくて…。



僕はいつからこんなに
変わってしまっていたのかな?



君だったら・・・
蓮華だったら・・・
この疑問に答えられるのかな??













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