儚き願い




僕がしばらくあちこちを探し回っていると





森の道の上に靴の片方が、
そして、そのもう片方の靴は
その場所から2,3メートル離れたところに飛び散っていた。





人間はここを歩いたに違いない。





靴からは人間の体温が伝わってきた。





その靴の暖かさは
まだ人間がそんなに遠くには行っていない事を示していた。





僕は辺り一面を探し回った。





そして・・・
見つけた。





そこには・・・









.
< 50 / 100 >

この作品をシェア

pagetop