儚き願い




懐かしい蓮華の姿があった。





瞳を閉じて眠っていた。





「蓮華・・・」
僕は蓮華の名を呼んだ。





もちろん蓮華には聞こえるはずがないのは
わかっていた。




何があったのか僕には分からなかった。

しかし、蓮華のかっこを見れば
何かあった事が伺える。




体中傷だらけで血がにじんでいた。




一体誰かこんな事を・・・







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