儚き願い

守楠VS風神【シュナンvsフウジン】






「私は雷神のように力任せにするのは
どうもいやでね。」
風神は冷静に私に言ってきた。





「あら、偶然かしらね。
私も同じ考えよ。」
私は風神に言う。





冷たい空気。





雷神と牙炎の勝負のように熱く燃える空気ではなく・・・
そうそれは、
とても冷静で、凍てつくような空気・・・





「じゃあ早速始めようか?
そうだな、10分ぐらいで終わらそうかな。」
風神は私に向かってそう言った。





「そうね。
さっさと済ましましょう。」
私は賛成のした。





こうして、凍て付くような戦いの火蓋は
切って落とされたのだった。










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